ボードゲームは自分の予想とは違う手を、相手が指してくるからこそ面白い。もちろん、その手を相対的に位置付けることができる百戦錬磨の経験があるのか、一手ごとにまごつく初学者なのかで対応は全く異なるだろう。しかし、大切なことは自分とは異なる視角に対峙することで、新しい発想が生まれてくるという点である。創造力は読書によっても学べるかもしれないが、人と活動することで練磨することができる。何もストレスのない、順風な中で構想を練るならば、物事の明るい部分に目が行きがちだ。そういうインセンティブもあるだろう。一方で、物事の暗い部分に目を向け、それを解決することで社会や組織を成長させることもできる。どちらが性に合っているかという部分が問われる一方で、どちらも内包する局面もあるかもしれない。大切なことは、現状を発展させるということは、良い点を伸ばすだけではないということだ。現実的に動く限り、社会の様々な課題を目の当たりにすることになるだろう。批判的に、現実的に観察することで課題を解決する思考を研ぎ澄ませていく。理想を持ちつつも、現実の課題解決に向けて行動していくことで、本来的に目指すべき方向性が明らかになることもある。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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