現在の日経平均株価や株式市場の状況と今後の見通しについて、アナリストの藤井英敏さんが鋭く分析! 米国株式市場は非常に強い動きを続けていますが、日経平均株価のほうは冴えない動きが続いています。ここ最近の日経平均株価は、米国株とではなく、上海市場や香港市場などの中国株との連動性が一段と高まっているように感じています。日経平均株価は残念ながら、中長期のチャートは非常に悪い状態が恒常化しています。テクニカル的には、最低でも長期のトレンドを示す「200日移動平均線」を安定的に上回ってこないと、なかなか「強気」に転じることはできません。日本株が低迷している主因は大きく2つです。ひとつは内閣支持率の低迷による政局リスクの高まり、もうひとつは国内の新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めが掛からないことです。
Source: ダイアモンドIT
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