米国人が今、最も働きたい中国企業はどこか。アリババ、テンセントといった巨大企業だろうか、あるいは中国のIOTの旗手であるシャオミや、TikTokでで有名なバイトダンスだろうか。いずれも違う。正解はVIPKIDというオンライン英会話サービスだ。日本ではあまり知られていないが、アマゾンや同デルなどを抑え、ベスト在宅勤務企業2018年ランキング1位だった。現在10万人強のの北米人が同社と関係を持つ。中国での教育熱は日本同様、世界的に見ても高い水準であり、教育費は家計支出の15%を占め、米国の2%をはるかにしのぐ。特に英語教育が重視されている。英語教育の需要が高まっていくのは明らかだった。一方で中国では、毎年1800万人の新生児が生まれるのに対して国内には北米ネイティブの英語教師は2.7万人しかいない。供給が追いつかない状況では、価格の高騰に歯止めがかからない。逆にカナダは需要と供給が逆であり、英語教師が多くいた。そのため、インターネットを活用して英語教育をするのが人気になった。単純な経済の原理とデジタル技術を結びつけることで、とてつもないビジネスチャンスが生まれることがある。国境を越えたマッチングプラットフォームの成功はそれを物語っている。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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