BTSと変わるダイバーシティへの意識 ~「BTS オン・ザ・ロード」ブックレビュー~
皆さんが、ダイバーシティに興味を持つようになったきっかけは何でしょうか?
家族や友人との会話、ニュースやドラマの影響、または企業活動の中での出会いなど、そのきっかけは多種多様でしょう。
例えば、LGBTQ+についての意識が変わったきっかけや、理解が深まった理由として、メディアや海外コンテンツ、著名人の影響を挙げる人は多いという調査結果(※)があります。また、アイドルやアーティストをきっかけに人種やジェンダーなどの複雑な課題に向き合う人も増えていると言われますが、その代表的な例が、いまや世界的な人気を誇る韓国の7人組グループ・BTSです。
今回は、書籍「BTS オン・ザ・ロード」(玄光社)をピックアップし、ダイバーシティ&インクルージョン領域の研究を行う電通ダイバーシティ・ラボ(以下:DDL)が、「BTSとダイバーシティ」という視点から紹介します。
※DDLが2020年12月に行った「LGBTQ+調査2020」結果を参照。
(この記事は、DDLが母体となり運営するウェブマガジンcococolorに掲載されたコンテンツを一部編集してお届けします。)
「BTS オン・ザ・ロード」(著 ホン・ソクキョン、訳 桑畑優香/玄光社)
発売日:2021年6月11日
BTSと言えば、一躍世界のポップア
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