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ispace、2022年の打ち上げに向けフライトモデルの組み立てを開始

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宇宙資源探査・開発事業を掲げるispaceは7月14日、民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」のミッション1として2022年に打ち上げ予定のランダー(月面着陸船)のフライトモデルの組み立てを開始したとの発表を、オンラインで行った。



袴田武史代表は、「世界中で月探査、月開発への注目が集まるなか、日本は先駆けて産業化に取り組んでいる。我々が着実にミッションを実行し実績を作っていくことが重要。HAKUTO-Rのパートナーシッププログラムを通して各パートナー企業とともに月ミッションへの参加機会の拡大に努めている。ランダーの最終組立フェーズに入り、民間での月面着陸という目標に着実に近づいている。パイオニアとして明るい未来を世界に示していく。」と語った

今回の熱構造モデル(Structural Thermal Model)の環境試験は、ランダーの開発における重要な技術的マイルストーン。試験が完了し、フライトモデルの組み立てが開始されたことで、打ち上げに向けて最後の段階にさしかかった。

ランダーの上部にはペイロードの搭載が可能で、ミッション1で輸送される荷物は決定しているが。2023年に予定されている月面着陸・月面探査を目的としたミッション2のランダーに搭載可能なペイロードの容量はまだ残っており募集が行われている。



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