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財務の収支報告に加えて未来の企業は炭素収支をと訴えるPersefoniが4億円相当を調達

大企業の炭素排出量報告(カーボンレポーティング)を簡易化するPersefoniの創業者であるKentaro Kawamori(ケンタロウ・カワモリ)氏とJason Offerman(ジェイソン・オファーマン)氏は、炭素排出についていくつかのことを知っている。
2人が働いていたオクラホマシティのエネルギー企業であるChesapeake Energyは、石油や天然ガスの抽出を行っていたが、それらは世界最大の汚染源の1つだ。
AccentureやInsight、SoftwareONE、Major League Gamingなどでそれぞれ2年ほど過ごし、Chesapeake Energyのチーフデジタルオフィサー(CDO)に就いたカワモリ氏は、ちょうど同社が米国が石油や天然ガスの世界で支配的な地位を獲得するのに貢献していた頃にオファーマン氏と出会った。
オファーマン氏はカワモリ氏の下で働く前、現場のオペレーショやERPを担当し同社で30年間勤めていた。2人は起業の機会を求めて一緒に会社を去り、2019年末にRice Investment Groupと呼ばれるファミリーオフィスと提携した。
彼らのタイミングは、運が良かった。Chesapeake Energyはその後1年足らずで倒産した。しかしChesapeakeが苦境のときでもオファーマン氏とカワモリ氏はPersofoniの創業に励み、1月

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