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ピエモンテ・ワイナリー紀行#11/DOPというイタリアの「地方創生」法

なぜ、miki夫婦はイタリアまで行ったのに、教会回り名所回りをしないの?と思われたかもしれない。今回の旅行の目的は、僕の勝手な思い入れでピエモンテのワイナリー歩きと、DOPを保持する生産者の仕事ぶりを見て歩くことだったからだ。結果は? とても考えさせられるものだった。今回の「ピエモンテ・ワイナリー紀行」の〆として、その話をして終わりたい。...10日間のイタリア旅行で強く感じたのは、地方自治に対するイタリアの先進的な取り組みだった。日本との姿勢の違いに愕然とした。イタリアも枢軸国側として連合軍と戦い、敗れた。当然のように壮絶な貧困に陥り復興は困難を極めた。独自復興は不可能だった。なので西側国家の共産圏への砦として、その立場を明確にし援護と支援を受けながら、戦後復興を目指した。そのためにイタリアは、連合軍側の意思を反映する政府が統率する中央集権構造の確立させた。。そして産業の中心に工業製品を置き、それを輸出することで奇跡の復興を遂げたのだ。そのさまは、まさに日本のそれと酷似している。しかし。イタリアにおいても日本においても、この輸出加工型国家というビジネスモデルは、実はそれほど長持ちしないものなのだ。近在の国々の技術力が向上することで、次第に競争力を失っていってしまうからだ。その凋落が覿面に現れるのは地方都市だ。中央集権化の産業モデルは、母体となる旗艦企業に対して、地方の地場産業は、

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