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民主党副大統領候補ハリス氏はテクノロジーの震源地を大統領選に持ち込む

カリフォルニア州選出の上院議員Kamala Harris(カマラ・ハリス)氏を、トランプ大統領の席を奪うクエストで副大統領候補として指名したJoe Biden(ジョー・バイデン)氏の決定は、次の副大統領が初めて、黒人でアジア系米国人女性の候補者から選ばれるかもしれないことを意味するだけではない。
もちろんそれだけでも歴史の大きな節目であることは確かだが、彼女がテクノロジー産業でキャリアを築いたカリフォルニア人でもあることも意味している。
オークランドで生まれたハリス氏はサンフランシスコの地区検察官、そのあとカリフォルニアの司法長官を務めてから、2016年に上院議員に選ばれた。新たに指名された副大統領候補としてテクノロジー業界に関する深い理解を選挙戦に持ち込むこともありえるが、もっと重要なのは強力な複数のテクノロジー企業が前例のないほどの厳しい批判を浴びているこの時期に、民主党政権はどのように振る舞うのか、それに対し彼女がどのような立ち位置で臨むのか、という問題だ。それに関しては、まだ何ひとつ明らかでない。
ハリス氏はシリコンバレーの経営者から、民主党の指名を争うレースで大きく支持され、大手テクノロジー企業の社員たちからの寄付(The New York Times記事)でも、早くから他の候補を抜いている。その支持はレースが進むにつれて変わり、テクノロジー業界の寄付者たちの多くは複数の

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