インバウンドで空前の活況に沸いたホテル業界は、いまや苦境のどん底にある。江上剛氏の新刊『ラストチャンス 参謀のホテル』では、老舗というだけで漫然と経営を続けた結果、中国資本に狙われ、顧客に見放されつつある高級ホテルを再建するためのノウハウが、実にリアルに描かれている。同書の取材協力者である立教大学ビジネススクール教授・沢柳知彦氏は、20年間、外資系不動産会社でホテル投資や開発のアドバイザーを務めてきた。ウィズコロナ時代に“凡庸なホテル”が生き残るには? 作中からのヒントを交え、沢柳氏に語ってもらった。
Source: 現代ビジネス
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