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ファッションEC「SHOPLIST」事業の営業損益がV字回復、売上高は245億円で1.5%減(2020年3月期)


ファッションECサイト「SHOPLIST.com by CROOZ」を運営しているクルーズの2020年3月期における「SHOPLIST事業」のセグメント利益は3億5900万円だった。
前の期(2019年3月期)は3億3500万円の赤字だったが、物流費の削減に取り組んだほか、無料配送の注文比率を戦略的に引き下げたことで利益率が改善し黒字転換した。
セグメント別の業績(画像はクルーズの決算説明会資料から編集部がキャプチャ)
2019年3月期は物流倉庫を拡大・移転したほか、配送業者による送料値上げなどの影響で物流コストが上昇した。2020年3月期は物流費を削減するため、子会社のCROOZ EC Partnersと連携して倉庫内スペースを共有。外部から物流業務を受託するなど、倉庫内の空きスペースを極力なくして効率を高めたという。
2020年1-3月期(第4四半期)における物流費の対売上比率は15.3%で、前年同期と比べて3.4ポイント下がっている。
また、送料無料キャンペーンを見直すなど、無料配送の比率を下げて利益率の改善を図ったという。
「SHOPLIST」 の商品検索ページに新たなPR枠を設け、広告収益を増やしたことも利益の底上げに寄与した。
2020年3月期の「SHOPLIST事業」の売上高は前期比1.5%減の245億8300万円。顧客1人あたりの訪問回数が減少したほか、外的要因

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