“JUGAAD” は日本人を含む外国人にはなかなか理解され難い概念に思う。検索してみれば奇妙奇天烈な "作品" が誇らしげに出てくるばかりで、返って、なんだそんな話か、と鼻で笑われがちだ。良くも悪くも社会全体がいい加減、未だ物質的・経済的に満たされていないが故の苦し紛れ・悪足掻きと捉えられてしまう限り、感心も関心も集めない。 しかしそればかりではない、という象徴は火星探査機Mangalyaanでも示された。むしろ日本人・日本企業がグローバルで勝つには、JUGAADに学びインドで脱皮をすることが不可欠だ。アフリカ・中近東といった “インド以西” には、市場や文化も企業や経営の在り方もここでの経験が不可欠だ。“インドでシェアを獲る” ことができたら、むしろアジアや先進国に戻っても十分に戦える。他方で、未だ中国・東南アジアの成功体験を盲目的にインドに持ち込み失敗する事例が後を絶たないのは、日本企業の海外展開の歴史的経緯ゆえ、と理解している。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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