IBMは同社がレイオフを行なっているという報道をひと晩で認めたが、部門や関係する従業員の人数などに関する詳細は明らかにしていない。しかし同社はこの度のレイオフを、新CEOであるArvind Krishna(アービンド・クリシュナ)氏の采配による必要性の高いスキルの導入と、それにともなう再配置だとしている。
IBMのスポークスパーソンはTechCrunchに対して「競争の激しい市場におけるIBMの業務には、より高い価値スキルにリミックスする柔軟性が必要であり、労働力に関する決定は、弊社のビジネスの長期的な利益のために行われている」と語っている。
Moor Insights & Strategyの主席アナリストであるPatrick Moorhead(パトリック・ムーアヘッド)氏によると、レイオフは全社的に行われるという。「聞くところによると、それは事業部間のバランスをとるためのものだ。IBMは今、できるだけ多くのリソースをクラウドへ移行しようとしている。基本的には必要なスキルを持たず、再教育もできない者が解雇し、特定のスキルのある者を採用する。だからいわゆる人減らしではない」とムーアヘッド氏は語っている。
ちなみにIBMは、2015年にレイオフが報道されたときにも同じ理屈を述べた。公式の数字はないがBloombergによると、今回の数字は数千人単位だという。
Constella
スポンサーリンク
IBMはレイオフを認めたが、その詳細は明かさず
![](https://techcrunchjp.files.wordpress.com/2020/05/ibm-1.jpg?w=600)
最近の投稿
- 【Amazon】おすすめ広告運用代行会社14社を一覧で比較可能!
- Perplexity now displays results for temperature, currency conversion and simple math, so you don’t have to use Google
- SGムービング、バイオディーゼル燃料使用したトラック走行実証のコンソーシアムに参画
- 2024年から2031年までの期間に予測される、急速に成長する9.3%のCAGRを持つグローバル航法レーダーマーケットの範囲についての詳細な分析
- グローバルデニウミュレータ市場の将来動向:2024年から2031年までの市場の洞察と分析(192ページ)
- フレームプルーフガラス市場概要: 2024年から2031年までの世界の市場動向と将来の見通し
- パーセル分別ロボット市場 – グローバルおよび地域別分析: 地域、国別分析、および競争環境に焦点を当てる
- From sperm freezing to accounting tools: Finaloop’s founder scores $35M to solve e-commerce retailers’ bookkeeping headaches
- ファームトラクタータイヤ市場の規模、シェア&トレンド分析レポート:最終利用(OEM、交換用)、原材料別、2031年までの予測
- Runway’s new video-generating AI, Gen-3, offers improved controls
コメント