「顧客を知る」というのは事業の本質で、一見当たり前なのですが、実際のところ企業を紐解いてみると、その会社の顧客の実態を完全に知っている人は殆どいません。全くいないと言っても過言ではない。おそらく、会社は人数が増えるうちにどんどんと分業化され「個人が顧客を知る必要はない」と言うレベルに達するのだと思っています。顧客を知らない企業の存在を否定しているわけではなくて「顧客を知らなくても営業できる」というのは一つの高みであると思います。前職は医療機器の製造販売業であり、主に病院に向けて販売していました。医療機器の顧客というのは「医師や医療従事者」と思われるでしょう。もちろん半分正しいです。私は医療系大学出身なので、医師相手に営業活動をすすめることが多いです。しかし医師が欲しい物を決定すると言っても医師個人のお金で機材を買うわけではありません。そう、もう半分の顧客とは「事務長」などの経営層です。また経営層に繋がる地域の販売代理店などが顧客になります。医療機器の営業は、機材や医学のことを知らなくても、事務職や販売代理店の事情を知っているだけでものを売ることができます。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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顧客を知る
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