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これから小売が提供するもの

前回の記事で、これからの小売においては、プロダクト(製品)よりも、コンセプト(概念)が重要になり、その上でモノを売るのではなく、カルチャーを売ることについて触れた。 事業の継続について考えるとき、まず、顧客は何に代金を支払うかについて考える必要がある。 顧客は、プロダクトそのものではなく、提供する価値に代金を支払うのである。 これまで顧客が代金を支払っていたのは、プロダクトに価値があったからである。 今までになかったプロダクトを手に入れることにより、顧客の生活が劇的に変化したからである。 1950年代に三種の神器と言われたテレビや冷蔵庫、洗濯機などは、購入することで顧客の生活は豊かになり、プロダクトそのものに価値があった。 その後改良、改善を繰り返していく中で、プロダクトの機能レベルが一定水準まで達して、どの商品も明確な差がなくなり、なおかつ、どこででも手に入れられるようになったことで、プロダクト自体の価値は大きく下がっていった。 多くの製品がコモディティ化し、これからもプロダクトの価値は目減りしていく。 モノを売るのが小売の仕事だが、モノの価値が相対的に下がっていくときに、これからはモノを売る以外の価値を提供しなくてはならない。 モノ以外での価値の提供を考えたときに、これからキーワードになるのは、体験である。 体験は、①ライブ②参加③コミュニティ④ストーリーの4つに分類できる。続

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