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経営組織論と『経営の技法』#8

CHAPTER 1.2.1:組織の定義と組織の持つ要素② 2つ目は、これらの人々の活動が共通の目的に向かって活動していることです。これは定義そのものには書かれていませんが、「調整された活動の体系」に含まれるものです。すなわち、活動の体系とは、目標を達成するために人々が組織のメンバーとして活動することを指します。これは反対に考えれば、人々の諸活動が共通の目的に向かっていなければ、それは組織とは言えないのです。 たとえば、エレベーターに5人のお互いに知らない人同士が乗り合わせたとします。もちろん、ある人は2階のショップに行くために、ある人は4階のオフィスに行くために、というように、それぞれの人は、それぞれの目的があってエレベーターに乗っています。このとき、このエレベーターに乗っている5人は、組織とはいえません。なぜなら、共通の目的に向かって活動をしていないからです。 しかし、ここで何かのアクシデントでエレベーターが止まったとします。一向に動く気配がなければ、5人は脱出するために相談を始め、脱出のための行動を起こすことになるでしょう。たとえば、誰かがエレベーターの非常電話をかけるかもしれませんし、あるいは携帯電話で外部と連絡をとるかもしれません。またあるいは、「あまり動くとエレベーターが落ちるかもしれないから静かにしよう」というかもしれません。 いずれにせよ、それぞれの活動は、みんなが無

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