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新聞会時代の記録(2)

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 食に関係する問題の解決方法として、「食料自給率の向上」や「品種改良」などが挙げられてきた。しかし私たちは、社会科の教科書で学習した時のような、どこか自分とは無縁のことだと感じているのではないだろうか。それは、豊かな食文化を持つ私たちが、その豊かさにある意味で溺れているからこその感覚である。この問題をいつまでも他人事と考えていては一層、問題解決からは遠ざかってしまう。そこでこうした問題に関心を持つために、食品ロスという身近な例についてさらに考えてみたい。 近年「飽食」が私たちの日常生活と密接に関係する話題として注目されている。この言葉を辞書で引くと「飽きるほど十分に食べること。食物に不自由しないこと」(大辞林)とある。現代の日本は「飽食の時代」と称され、かつて「もったいない」精神を提唱した日本人の感覚とはおよそかけ離れた状況に陥っている。例えば、飲食店での客の食べ残しや商品の売れ残りが多く発生しており、そのほとんどが廃棄されるか卸売り業者に返送されている。食品ロスが大量に発生する今日の状況は、決して好ましいとはいえない。 なぜ、日本ではこれほど多くの食品ロスを生み出してしまうのか。その一因として挙げられるのが、食品流通業界における「3分の1ルール」という商慣習の存在だ。この慣習は、製造日から賞味期限の間の3分の1の時点までを納入期限とし、3分の2の時点までを販売限度とする。例えば、

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