[新型コロナ感染拡大の2月後半 消費指数]ECは前年比+4.6%、医薬品・化粧品小売+6.4%。娯楽系はほぼマイナス
Finatextホールディングスの子会社で、ビッグデータの解析・分析を行うナウキャストとジェーシービー(JCB)は3月16日、新型コロナウイルス感染拡大が続く「2月下旬の国内業種別消費動向データ」を公開した。
それによると、マクロで見た「業種別消費指数」のうち、「EC」は前年の2月後半と比べて4.6%増、「医薬品・化粧品小売」は同6.4%増。一方、「旅行」「娯楽」「宿泊」などは総じて同マイナスとなっている。
2月後半の消費動向によると、「総合消費指数」は「小売(財)」(0.0%)、「サービス」(-2.2%)と、ともに2月前半から改善。「総合」では前年比-1.2%までマイナス幅が縮小した。
2月の国内業種別消費動向データ(出典:ナウキャスト、JCB)
ミクロで見た「業種別消費指数」では、「スーパー」(+19.2%)「コンビニエンスストア」(+8.5%)「酒屋」(+15.5%)「医薬品」(+20.9%)「ディスカウントショップ」(+12.8%)が軒並み前年比で上昇している。
「娯楽(-2.7%)」では「遊園地」(-11.1%)、「交通」(-2.7%)では「航空旅客(-12.7%)」がマイナスとなり、2月前半からも悪化している。
主な業種別消費指数の推移(出典:ナウキャスト、JCB)
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