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「起業は甘くない、困難だらけだとわかっている」、それでもウーマンウェルネスD2Cブランドを立ち上げるまで

IT起業ニュース
2020年3月3日、CAMPFIREで新ウーマンウェルネスブランド「Ubu」(ウブ)の先行販売がスタートした。プロダクト第一弾として、妊娠を希望する女性向けのサプリメントとコーチングの定期ボックスを販売する。
Ubuの製造・販売元のMEDERIを立ち上げたのは、女性向けメディア「4MEEE」「4yuuu!」を運営する4MEEEで代表を務めていた坂梨亜里咲氏。自身が不妊治療をした経験から「自分だからこそできる事業をしたい」という思いで2019年に設立された。
「自分には何も秀でたものはない」と思い悩んでいた子会社社長を経て、新たに女性のヘルスケア事業をはじめるに至るまでの経緯を聞いた。
坂梨亜里咲:1990年生まれ。明治大学卒業後にECコンサルティング会社でマーケティング及びECオペレーションを担当する。2014年から4MEEE株式会社に参画。2018年、同社代表取締役に就任。2019年12月末に任期満了に伴い退任し、MEDERI株式会社を設立。
Twitter:aricherababy
note:arisa_s
妊娠できないかもしれない……、不妊治療を経て30歳を機に独立を決意
4MEEEでは女性向けメディアの編集者から始まり、編集長、COOを経てCEOまで登りつめた。順調にステップアップしていく中でやりがいを感じていた矢先、他社にバイアウト。子会社社長になってしばらくして、4ME

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