レゴ版スーパーマリオが今年後半に発売予定
今どきのおもちゃは、なかなかすごい。そうは言っても、誤解しないでいただきたい。私も実家の物置に、何十年もホコリをかぶりっぱなしのアクションフィギュアの類を大事に保管してある口だ。それでも、このレゴ版スーパーマリオのセットにはびっくりした。これなら、何日でも遊び続けられそうな気がする。
断っておくが、私自身は、まだこれを実際に見たことはない。その点では、読者と大して変わらないかもしれない。レゴを取材したときも、まだ答えてもらえない質問が山ほどあった。たとえば、価格や、今年の後半という以上に正確な発売時期といった重要な情報についてもだ。それでもなお、これを見ると強いノスタルジーに包まれ、当時のゲームサウンドが頭の中で鳴り出してしまう。
レゴによれば、この製品は4年間のコラボレーションの成果だという。同社の言葉を借りれば、「シンプルなものを作るには、複雑なことをしなければならないと分かりました」ということ。ここで言う「シンプル」とは、何十年もの間、様々な会社が挑戦し、失敗を繰り返してきた、スーパーマリオブラザーズを、現実の世界のモノとして実現する際に解読しなければならない暗号のようなものかもしれない。ここでは、それが子供たちが自分の手で組み立てて遊べるゲームのステージとして実現されている。スーパーマリオメーカーの1画面を、現実世界に取り出してきたような感じだ。
ここでもっとも重要な要
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