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相関と因果を混同する人

当たり前過ぎて退屈ですが、実際には頻繁にあることを書きます。昔、カメラ事業の業績が悪くなった時に、経営企画室メンバーがゾロリとやってきて、報告会のようなものがありました。そこで、彼らから「社内の事業部別の人事異動率を調べたところ、あなた達の部門は人事的な流動性が低い。業績が悪いのは人材の滞留が原因だということが判明した」という説明がありました。そして、業績と人事異動率をグラフ化して、綺麗な相関を見せてくれました。きっとこのグラフが出来た時に、解が見つかったと膝を打ったことでしょう。でも、彼らは大きな過ちを犯していました。それは、競合他社との比較という視点を忘れてしまっていたことです。人材移動率という面でいえば、入社から定年までカメラ一筋の人の割合は、大手カメラメーカーの方が遥かに大きいのです。社内でデータが取りやすいもの、しかもB2BとB2Cを横並びで比較してしまった過ち。経営戦略の関わる頭の良い人たちですら、そんな間違いをサラッと犯してしまうことがあります。続きをみる
Source: Note 起業ニュース

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