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働き方改革と不眠不休の狭間

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日本って災害がやたら多いじゃん。で、そういった災害対応の復旧がめっちゃ早いのもひとつの特徴。数年前、博多駅前で大規模な道路陥没が起こったときも、たった一週間で復旧。びっくりしたけど、「これが日本の底力だ!」的な賞賛の声がたくさん上がってた。んが、同時にこの国では「なにかあったときは、関係者は不眠不休で働き、そっこーで復旧すべき」という社会の要請(てかプレッシャー?)が半端じゃない。
先日の台風で千葉県の広い範囲が停電したときも、知事は「不眠不休で対応しろ!」と東京電力に命じていたけど知事だけでなく一般の人だって、「電力会社は当然、不眠不休で対応すべきだ。電気ないと生活できないし命に関わるのだから」と思ってるでしょ。
でもさ。それってつまり「電力会社の人は、停電が復旧するまで、有休はもちろん、土日も休まず働け」って意味なんでしょ?あのときの停電の復旧には3週間から一ヶ月くらいかかってたけど、その間、一ヶ月間、土日も休まず、ずっと働き続ける必要があるわけ?
「当然だろ! 停電してる家があるんだろ。休んでる場合じゃないだろ!」って思ってる?数日ならともかく、一ヶ月も土日無し、残業てんこもりで働くのって、不通に健康な人だってめっちゃ大変だよ。てか、自分のパートナーが突然、しかも一ヶ月もそんな働き方を余儀なくされたら、育児(家事)をふたりで分担してた配偶者の生活は、いったいどうなるの?家族の

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