LINEを使って傘を1日70円、1カ月420円で借りられるシェアリングサービス「アイカサ」を運営するNature Innovation Groupは1月20日、茨城県水戸市と観光活性化事業に関する協定を締結したことを明らかにした。同時に、水戸市役所や千波湖・保和苑などの施設約10カ所と、JRの水戸駅、赤塚駅、内原駅の6カ所にアイカサスポットを設置する。
アイカサは、LINE上で傘のレンタルから決済、返却までを処理できるシェアリングサービス。アイカサ専用の傘はダイヤル錠を搭載しており、そのままでは使えない。傘に張り付けられているQRコードをLINE上で読み込むことでレンタル・決済が可能だ。決済後は、該当の傘のロック解除番号が通知され、実際に使えるようになる。返却時もアイカサスポットに掲示されているQRコードをLINE上で読み取ることで返却処理が完了する。料金は1日あたり70円ごと加算されていくが、6日目以降は420円のまま1カ月借りられる。そのほか月額280円で傘が使い放題になる定額サービスもある。
アイカサの登録人数は1月20日時点で7万3443人、加盟店舗数は770店。今回は水戸市との提携で、JRの駅については3駅、6カ所に留まるが、市内の観光施設に面展開して居るのが特徴だ。水戸駅などを起点として観光施設を巡る際にアイカサを使ってもらおうという考えだ。具体的にアイカサスポットが設
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