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「定義」から始めよう

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ことしの我が家は来客も多く、にぎやかなお正月でした。そこで鉄板ネタとなっているのが、妻の故郷、高松式の「あん餅のお雑煮」。あんこ入りのお餅を白みそで味わうお椀なのですが、皆さん恐る恐る口を近づけては、意外な取り合わせにお顔をほころばされます。

なんで新年から「雑な煮もの」を食べるんだろうと、昔から不思議に思っていましたが、あれ、正式には「雑煮餅」。お餅を色とりどりの食材と煮たものを意味するそうです。そして「雑」という字は「いろいろな布を集めて作った衣」が由来なのだとか。確かにどの地域のお雑煮も、丸かったり、四角だったり、必ずお餅を中心に華やかな色彩をまとった、「おせち」に相応しい仕立てになっていますよね。



そういえば「おせち」というのも、そもそも、中国の陰陽五行説による季節の節目、つまり桃の節句(3月3日)、端午の節句(5月5日)、七夕の節句(7月7日)、重陽の節句(9月9日)を含む、年五回の節句を寿ぐ祝儀料理全般を意味する言葉でした。「懐石 辻留」の辻嘉一さんがご著書の中で「正月料理」という書き方をなさるのも、こういった背景を踏まえてのことでしょう。

やはり言葉の意味を正確に知り、使うことが大切です。そしてもし曖昧な言葉にぶつかったら、そのままにしたり、自分で勝手に決めつけたりせず、何かしら信用できる「定義」を手に入れ

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