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ハードウェアスタートアップのIPOはいまも苦戦が続く

2019年最後のテック系IPOも完了したところで、今年どんなことが起きたかを振り返ってみたい。我々は時間の経過に併せてトレンドを追った。ひとつ明白なことがある。ハードウェアのスタートアップはいまも苦戦している。
スタートアップの世界でハードウェアがハードであるというのは陳腐な指摘だ。誰でもそれを知っている。ハードウェアは作ること自体が難しいうえに、あらゆるテック系ハードウェアにはソフトウェアが必要なので、純ソフトウェアのスタートアップよりも広い分野の専門性が必要になる。そしてそれが「ハード」なのである。
しかもハードウェアのスタートアップがなんとか一定のスケールを実現できたとしても、その勢いを維持することは容易ではないようだ。今年我々は、ハードウェアとデジタルサービスのハイブリッド企業であるPelotonが上場し、その後苦戦するところを見てきた。最近株式市場が活気を取り戻しているにもかかわらず、株価はIPO価格に向かって逆戻りしている。今日の株価は6%安の約30ドルだった。IPO価格の29ドルに不快なほど近い。
2019のIPO企業にはEHangもいた。最近上場したばかりの同社は(デビュー時についてはこちら)わずかな上昇のあとすぐに下降を続けた。今日は値上がりしたものの未だに上場前に引き下げたIPO価格を下回っている。というわけで、Pelotonはおおむね横ばいでEHangは下落。

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