マッチングサービスを利用したことがなくとも、Tinderという名前は耳にしたことがあるはず。Tinderは、ユーザーの写真をランダムに閲覧して、気に入った人は右にスワイプ、気に入らなければ左にスワイプという、シンプルながら巧妙なシステムを採用したことで人気を博しました。ユーザーはお互いが気に入れば連絡先を交換し、デートするのです。
こうしたソリューションは、会いたいと思った人に初めて連絡を取る際、すぐに会うことへのリスクや、ちょっとした理由で拒絶されるなどの(残念で、自尊心を傷つけられるような)問題点を解消してくれました。Tinderではユーザー同士が互いに好印象であることを確認済みなので、そのような問題が起きません。さらに、左にスワイプされてしまったりマッチングに至らなかったりしても、誰にも知らされることがありません。
優れたアルゴリズムのお陰で、Tinderは次のような大成功を収めています。
・6000万人のユーザーに5人が、プレミアムアカウント(Tinder PlusまたはTinder Gold)となる有料会員である
・Tinderの運営会社であるMatch Groupの利益は、(予測を20%上回り)2018年に4億5千万ドルを超えた
・このアプリは190か国で利用可能であり、40か国語に対応している
と
コメント