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脳みそを洗って返す?手話から伝え方を考えてみた。

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こんにちは、Dentsu Lab Tokyoの和田夏実です。
私の両親は耳が聞こえず、手話を主な言語としています。そのため私は、家の中では日本手話という視覚言語を主に使い、家の外では日本語という音声言語で会話する環境で育ち、通訳として「伝える」ことについて考える機会が多くありました。

視覚的なイメージを駆使しながら会話をする人々と、音で今いる世界にラベルをつけながら会話をする人々、それぞれの文化や思考に飛び込みながら通訳をするには「言葉」だけではどうしようもなく足りない、と、大学時代はインタラクションデザインとリサーチデザインを学び、会社に入ってからは「技術」と「伝える」の可能性を模索しています。


イメージで会話する、とは?

「コップ」や「机」など、世界中のさまざまなものや概念にラベルをつける英語や日本語などの音声言語は、音の最小単位を組み合わせることによって言語を発達させてきました。
手話という視覚言語では、ものに記号的に名前をつけることもありますが、空間に手を使って、それ自体をトレースするように、描きながら、形作っていくCL(classifier=類別詞、類辞の略)と呼ばれる基本文法があります。


(左:コップの表現、右:机の表現)
CLとは、物の形や性質、大きさや動きなどを手で表したもの。日本語の類別詞に見られる細長いもの、例え

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