Photos by K.Bito
「いまの時代は、「成功/失敗」「勝ち/負け」「得/損」などの二元論の傾向が強い。しかし、本当の人生は、もっと広く深く、素敵で楽しく、愉快でシャレのきいた遊園地のような場所のはずである。
今回は、『人生、真面目に生きるほどヒマじゃない。』(大塚慎吾著/きずな出版)を紹介したい。
大塚さんは大学の卒業単位がギリギリだったそうである。1年のときには8単位しか取れずに「エイトマン」というあだ名をつけられ、2年3年のときはカンニングを駆使してなんとか4年で卒業できるか瀬戸際だったそうだ(実は大塚さんは有名大出身である)。
4年生の最後のテスト期間中に、苦手な教科のテストを迎えようとしていた。その教科を落としてしまうと卒業が危ういという状況だが、テストの条件のなかにある一文を見つける。それは「何でも持ち込み可」というもの。
(大塚さん)「僕がリサーチをしたところ、友人の多くは、『教科書を持ち込む』『自分で書いたノートを持ち込む』などと話していました。ただし、自分が同じことをしても単位は取れないだろうということは予想がつきました。僕は考えました。どうすれば、何を持ち込のば単位を取ることができるのか」
(同)「学食に行くとそこに同じクラスの高橋くんがいました。高橋くんはすごく勉強ができるわけではないのですが、クラスのなかでも真面目なほうです。『おい、高橋!腹減って
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「何でも持ち込み可」のテスト。あなたなら何を持ち込む?
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