ドイツの政界図が大きく変わろうとしている。「キリスト教民主同盟」(CDU)と社会民主党(SPD)の2大政党が政界をリードしてきた時代は確実に終わろうとしている。旧東独テューリンゲン州議会選(定数90)の投票結果は改めてそのことを実証した。以下、同州議会選の結果を少し検証してみる。
▲テューリンゲン州のボド・ラメロウ首相(テューリンゲン州首相府公式サイトから)
旧東独のテューリンゲン州議会選の投開票が27日実施され、ラメロフ首相が率いる与党「左翼党」が約31%の得票率を獲得、第1党に躍進する一方、極右政党「ドイツのための選択肢」(AfD)が前回選挙(2014年)比で12・8%増の得票率23・4%で第2党に大躍進した。
一方、前回選挙では第1党だった「キリスト教民主同盟」(CDU)は21・8%で11・7%減と大幅に得票率を失い、AfDに抜かれて第3党に甘んじた。CDUと共に連邦レベルで連立政権をつくるSPDは8・2%で投票率が遂に1桁台に落ちた。
議会の議席獲得に必要な得票率5%を超えた政党はその他、「同盟90/緑の党」5・2%、前回議席が獲得できなかった「自由民主党」(FPD)は5%の壁をクリアして州議会にカムバックした。
この結果、第一党に躍進した左翼党のラメロウ首相は政権の組閣に乗り出すが、左翼党、社民党、そして「同盟90/緑の党」の3政党から成る現政権の得票率を合わせても過半数
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独州議会選で「極左」と「極右」が躍進
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