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処理水について、決断の時は迫っている

経済ニュース
東京電力福島第一原発に保管されている処理水の処理を巡って議論が活発になっている。処理水に関する責任の一端は、原発事故直後の責任者である私にもある。内閣改造や閣僚の交代などの政治状況を勘案して沈黙してきたが、自身の考えを述べる時期が来たと思う。
処理水については、事故直後より様々な方法が検討されてきた。トリチウムを除去するには膨大な電力を要し、全ての処理水からトリチウムを除去するのは非現実的だ。私はトリチウムを含む処理水を海洋放出する以外の選択肢はないと考えている。
処理水をそのまま放出するというのは誤解
現在備蓄されている処理水にはトリチウム以外の核種も含まれているので海洋放出するのは危険だとの指摘がある。これは明確に誤解だ。放出する前には、もう一度他の核種を除去し、安全性を慎重に確認する作業が必要になる。ちなみに、こうしたオペレーションは現在も他の原発では行われており、現場の声を聞いたところ比較的スムーズに行いうるだろうとのことだった。
「備蓄されている危険な汚染水をそのまま流す」といった明らかなデマを拡散するのは控えてもらいたい。処理水の問題は専らトリチウムの問題なのだ。
専門家の見解
まず確認すべきは専門家の見解だ。原子力規制委員会の田中俊一初代委員長は2013年7月の時点で「きちんと処理して基準値以下になった汚染水を海に排出することは避けられない」と発言している。更田豊志

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