ローマ・カトリック教会総本山、バチカンで3週間、開催されてきたアマゾン公会議は26日夜(現地時間)、最終文書〈30頁)を公表した。賛成128票、反対41票で採択された最終文書は5章から構成され、牧会、文化、生態的回心などのテーマごとにまとめられている。
最終文書を採択したアマゾン公会議の風景(バチカン・ニュースのHPから)
その中で注目されるのは、「遠隔地やアマゾン地域のように聖職者不足で教会の儀式が実施できない教会では、司教たちが(相応しい)既婚男性の聖職叙階を認めることを提言する」と明記されていることだ。
ただし、同提言は聖職者の独身制廃止を目指すものではなく、聖職者不足を解消するための現実的な対策の印象は歪めない。実際、最終文書では「聖職者の独身制は神の贈物」と改めて強調する一方、「多様な聖職者は教会の統一を削ぐものではない」と説明している。
アマゾン公会議ではアマゾン地域の熱帯林の保護、アマゾンの原住民の権利保護などが話し合われてきた。その議題の中に女性聖職者の容認、既婚男性の聖職叙階問題が含まれ、集中的に話し合われた。
Wir schatzen den Zolibat als Gabe Gottes“, heist es (111), „und wir beten um viele Berufungen zum zolibataren Priestertum.“ Alle
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