アリババ創業者のジャック マー氏、ZOZOの前澤友作氏、サムスン電子の李在鎔(イジェヨン)副会長の3人の共通点は人生の仕切りラインを自分で決めたことでしょう。ジャックマー氏は9月10日にアリババの会長を退任、前澤友作氏は9月12日に創業であるZOZOの社長を退任、そしてサムスンの李副会長は副会長ポジションには残るものの取締役から近く退任する見通しとなりました。
(前澤友作氏ツイッターアイコンから:編集部)
それぞれの年齢はマー氏が55歳、前澤氏が43歳、そして李氏が51歳です。ある意味、一番脂が乗りきっているところでそれぞれの理由はあるにせよそれまでの絶対的ポジションから一歩退く決定をしています。
ジャックマー氏が一年ほど前に退任することを発表した際、ニューズウィークが「自分の評判を守ることかもしれない。会社が順調なうちに側近も社員も残して去れば、サクセスストーリーに傷が付かない。実際、中国のIT業界が逆風にさらされていることは、マーのような天才でなくても分かる」とあります。
ZOZOの前澤氏はご存知の通り公私について外野がとても騒がしくなると同時に業績が今一つ伸び悩んでいる問題がありました。そしてサムスンについては李氏自身が訴訟を抱えているうえ、サムスン電子の主業の一つであるスマホの売り上げが伸びず、中国での生産を止める決断も下しました。
つまり、3人ともそれぞれのサクセスストー
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