中東カタールのタミーム・ビン・ハマド・サーニ首長(以後サーニ、39歳)がスペイン・グラナダのアルハンブラ宮殿を見下ろすことのできる豪邸を7月下旬に購入したことがスペインのメディアで話題になっている。
El emir de #Qatar reconquista #Granada con su talonario: su nueva casa con vistas a la Alhambra, un #reportaje de @diegoricks https://t.co/uASpc4BCLF pic.twitter.com/dBrlgd59Sg
— EL ESPAÑOL (@elespanolcom) 2019年7月30日
話題になる理由というのは、スペインでイスラム統治が行われていた時のその最後の王家「ナスル朝」の残した宮殿がアルハンブラ宮殿で、サーニ首長がその宮殿の近くに豪邸を購入したということは歴史は繰り返すのごとくイスラムがまたスペインに領土回復に乗り出したのではという話題性があるからである。
スペインにイスラムが到来するのは西暦711年。その後、スペインでイスラムの統一が確立されるのがアル・アンダルス(現在のアンダルシア地方)のコルドバを首都にした「後ウマイヤ朝」が956年に成立してからであった。イスラム文化の象徴の一つとしてグラナダのメスキータ(モスク)を見ることが
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