人生で一番味わいたくないと思っている感情。私の場合、それは「後悔」です。あれをやっておけば良かった、あの時こうしておくべきだった…そんな気持ちを引きずって生きるのは、何とも辛いものです。
最近、そんな後悔をする出来事がありました。つい数か月前まで、一緒に仕事をし、楽しくお酒を飲んで笑い合っていた人が、突然この世からいなくなってしまいました。同世代の仲間だっただけに、無念でショックです。
仕事でもプライベートでも、自分の周りにいる大切な人との関係でそんな経験があると、その人に「もっと会っておくべきだった」「こんなことを伝えておけば良かった」という後悔が生まれます。
それが、突然であればあるほど、自分自身の心の中に覚悟が無く、想定していなかったことに動揺と後悔の念が強くなります。
人生の後半戦になればなるほど、人との別れが増えていくのは、仕方のないことかもしれません。人間は、誰しもいつか人生を終えるからです。
しかし、普段の毎日の生活では、そんなことを意識することなく、自分の周りにいる家族や仲間とは、いつでも会えると思い込んでいる。実はこれは、大きな誤解なのです。
想定外の出来事によって、後から後悔しないようにするためには、今日会った人には、もしかしたらもうこの世では永遠に会うことができないかもしれない。そんな気持ちで人と会った方が良い。
改めて、毎日の人との出会いを大切に
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