『がん消滅』という、小松左京氏の「日本沈没」ような、SFチックなタイトルの講談社α新書が、今日20日から書店に並ぶ(かもしれない?)。恥ずかしながら、私が著者である。
がん消滅 (講談社+α新書)
読者の手に取ってもらう処から始まるので、出版社が目を引くようなタイトルにしたものだが、小心者で控えめな性格の私には、「こんなオーバーなタイトルでいいのか……とドキドキするようなタイトルだ。
内容は、がん医療革命につながるゲノム、リキッドバイオプシー、免疫療法、そして、人工知能を利用すると医療がどのように変わっていくのかをごく一部紹介している。できる限りわかりやすく解説したものだが、おそらく、やっぱり難しくてわかりませんと言われるだろう。
その場合でも、ぜひ、第5章の私の現在に至るまでの思いをまとめているので、その部分には目を通してほしいと願っている。「がん患者の生存率を上げる」ことが私の生涯のゴールである。
私の頭の中には、そのための青写真が描かれているが、永田町や霞が関の青写真とはずいぶん乖離している。地球儀規模の世界を見ているのか、千代田区の地図を見ているのかくらいの違いがある、あるいは、私が幻想を見ていて、国会や役所が超現実的な世界を見ているのかもしれない。私が見ているがん医療は、一部の例外的な患者さんを通してであり、絶対多数のがん患者さんは今のがん医
スポンサーリンク
『がん消滅』 生存率上昇へ 私の青写真
最近の投稿
- 「推しの子」舞台地に"神の町"が選ばれた深い理由 宮崎県「高千穂町」が秘める"すごいポテンシャル" | 映画・音楽 | 東洋経済オンライン
- テキストが動画になるChatGPT「Sora」のインパクト 文章で指示するだけで映像が動く | インターネット | 東洋経済オンライン
- ビービット、AIが買い物を支援する対話型の商品レコメンド機能を発表 2025年1月より提供開始予定
- 57歳「鬼軍曹」が挑む"世界一過酷なレース"の中身 猛獣に狙われ、不眠不休の極限状態…そこで真理を見つけた | 逆境からの人々 | 東洋経済オンライン
- ゴーンのツケはいまだ回収できず…日産が「ホンダ主導の統合」を余儀なくされたワケ – モビリティ羅針盤~クルマ業界を俯瞰せよ 佃義夫
- 赤ちゃんの頃から「1日1ドル」だけ投資し続けた人→65歳で受け取るリターンが目ん玉ひん剥くレベルで衝撃だった! – ニュースな本
- マーケティング・マトリックス – バックナンバー
- 米政府機関の閉鎖、期限迫る 共和党は代替案を模索 – The Wall Street Journal発
- それでも日本人が「クリスマスケーキ」が好きな訳 ショートケーキには昭和の日本が詰まっている | 食品 | 東洋経済オンライン
- Perplexity has reportedly closed a $500M funding round
コメント