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20歳で旅立った青年、そして医療基本法

蒲田駅に行きつけのマッサージ店があるので、時々出かける。西口にあるドン・キホーテを目にするたびに、20歳の若さで大腸がんで旅立っていった青年の顔が脳裏をよぎる。
1年ほど前に、その青年が、郷里の友人から送ってもらったブドウを私にも食べて欲しいと連絡があり、当時、彼が滞在していた蒲田駅まで取りに行った。病院で苦しんでいた姿、いつも歩くのが精いっぱいであった姿しか見たことがなかったで、私の所まで駆けてきた青年の姿に驚いた。
そして、奇跡が起こって欲しいと願った。しかし、願いは叶わず、私はがんに敗れ去った。あの蒲田駅で会った時の輝かしいばかりの笑顔が今も続いていれば、私はどれだけ励まされただろうか?
と落ち込みつつも、いつか、近い将来にリベンジするとの気持ちを持ち続けるしか、この戦いには勝てない。しかし、がん患者さんや家族の気持ちを平然と踏みにじり、これでもかこれでもかと心を傷つける医師の多さには悲しくなってくる。もちろん、私に救いを求めてこられる患者さんや家族は、患者さんのごくごく一部であるとわかってはいても、話を聞いていると切なくなってくる。
セカンドオピニオンの紹介状は書かないと嘯く医師。患者さんが依頼しても、がん組織を頑として渡さない医師。どこかおかしいのではなく、絶対的におかしいと思う。バイオプシーや手術によって取り出された途端に、自分の体の一部であるがん組織に対する所有権は、

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