「IFSCクライミング世界選手権」日本で初開催 2020に向け熱戦
日本初開催の「IFSCクライミング世界選手権2019八王子」(主催=日本山岳・スポーツクライミング協会〈JMSCA〉協賛=アース製薬、日本航空、KDDI、久光製薬、Red Bull、TANAKAホールディングス)が8月11~21日、東京のエスフォルタアリーナ八王子で開催された。(IFSC=国際スポーツクライミング連盟)
スポーツクライミングは、2020年東京オリンピックで追加種目に採用された競技で、大会には、日本を含む39カ国・地域から、約260人の有力選手が参加し熱戦を繰り広げた。
日本からは、世界ランク上位の野中生萌、野口啓代選手ら女子6人、楢崎智亜、土肥圭太選手ら男子8人のトップ選手が出場した。
大会では、「ボルダリング」(高さ5メートル以下の壁に設定された複数の課題を、制限時間内にいくつ登れたかを競う。トップホールドを両手でつかめば完登)、「リード」(高さ12メートル以上の壁に設定された最長60手程度の課題を、ロープで安全を確保しながら制限時間内にどこまで高く登れたか〈到達高度〉を競う)、「スピード」(高さ15メートルの壁に設定された隣り合う同一ルート〈世界共通〉を2人の選手が登り、どちらが速く登れたかを競う)の3種目と、一人の選手が3種目を順番に行い、その総合成績で競う「コンバインド」(複合)が男女それぞれで実施された。
中でもコン
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