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“あおり運転”男逮捕:超情報社会に踊らされないために — 丸山 貴大

経済ニュース
あおり運転の末、傷害事件を引き起こした被疑者が逮捕された。連日、事件の一部始終がまざまざと報道され、我々の感情を大いに刺激した。そのような報道を改めて冷静に見つめたとき、我々は一連の報道によって、アジテーションされてはいなかっただろうか。鏡にはあおり運転事件が映り、鏡の前にはそれを煽り煽られる我々の姿があったのではないだろうか。
NHKニュースより:編集部
我々はある出来事によりエモーショナルとなった場合、対象者を晒して攻撃的になる。そして、我々は過熱して熱狂し、月日が経てば忘却して、また別の出来事に移行する。一連の過程において我々がウエイトを置いているものは、その出来事が政治にしろ、犯罪にしろ、スポーツにしろ、出来事ではなく、乱痴気騒ぎすることそのものではないだろうか。
客体はその作用について、自覚している場合もあれば、無自覚な場合もある。そして、扇動され、エモーショナル且つマジョリティのワンマンと化し、付和雷同を引き起こす。我々はイケイケドンドンという泥沼化を招いてしまう。
日頃の鬱憤をそこに込めるが如く、客観性及び冷静さを欠いてしまう。ただただ騒ぐことが目的となり、物事の本質が置き去りにされてしまう。そのような構造に気付き、一歩引いてロジカルに思慮することができたならば、我々は煽られずに済むだろう。
政府やマスメディアは情報を流し、世論を形成する。そこには、どのような意味があ

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