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富岡製糸場に感動:「まことに小さな国」の大きな夢

経済ニュース
夏休みに国内旅行も良いものですよね。私は旅行や出張の際に史跡名所などに立ち寄ると司馬遼太郎さんの「街道をゆく」調の独白が頭の中に浮かんできて、ついつい司馬遼太郎ごっこをして遊んでしまいます。ちょっとバカみたいですが、その土地の文化や歴史について多少の蓄積が、子供や学生の頃とは違う愉快を感じさせてくれるのは大人ならではの楽しさではないでしょうか。
当時の国家プロジェクトにして、巨大とは言えない建物に感動
先日ちょっと近くまで行ったので、富岡製糸場に初めて立ち寄りました。2014年に群馬県内の3市1町に点在する「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界遺産に登録された直後は人が殺到したようですが、平日ということもあって程よい賑わいで、ゆっくりと見ることができました。
一番の感想は、当時の国家プロジェクトにしては、本当に“こじんまり”しているなー。というものです。今でいえばちょっと立派な小学校ぐらいの規模です。
いえ、決してバカにしているのではなく、むしろその小ささにこそ心底感動しました。千里の道も一歩より。我々の祖先は、明治維新後まだまだ日本というものが本当に小さな国だった時代、自分たちの身の丈にあった、養蚕という決して楽でも簡単でもない事業に当時として国家財政の多くを支出したわけです。お雇い外国人に当時の大臣並みのお給料を払い、大きく特別な邸宅も用意し、女工さんに士族の子女など良家から来て

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