実はSDGs目標達成の推進役?~第2回SDGsに関する生活者調査「女性」考察編
今回は、2019年2月に実施した「第2回SDGsに関する生活者調査」の結果から、女性に関する分析・考察編をレポートします。
現状、女性のSDGs認知度は11.6%で、男性の20.5%に比べて約2分の1に留まっています。ですが、SDGsに対する彼女たちの関心や共感のポイント、実践状況について分析をしてみると、認知度の低さからだけでは見えてきづらかったSDGsへの関与実態が明らかになりました。
最もSDGs実践度が高い専業主婦層
「SDGs実践度」を見てみると、女性全体の中でも特徴的な属性がありました。
17目標それぞれを説明した上で、
・この目標に取り組んでいる企業の商品を買ったり投資をしたりしているか
・この目標のために活動しているNPOや団体に参加しているか
・この目標のために個人的に実践しているか
を尋ね、いずれかにイエスと回答した人を、本人のSDGs認知有無に関わらず「実践している」としたとき、女性の中では有職既婚女性(フルタイム勤務)58.3%や有職未婚女性(フルタイム勤務)44.6%などに比べて、専業主婦は64.9%と、全属性の中で実践度が最も高かったのです。
今回のレポートでは、この専業主婦層にフォーカスしてみたいと思います。
なお、専業主婦の中には、第1回でご紹介している「無意識実行層」が多く含まれています。無意識実行層
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