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吉本騒動の一側面:「正しさ」の毒に汚染される、我々のほどよい生態系

経済ニュース
「水清ければ魚棲まず」という言葉がある。中国の古典が由来の言葉のようだが、英語にも同様の表現(Too much of a good thing.)があることを考えれば、「潔癖に過ぎる環境は、人が快適に楽しく生きるのに適さない」という人類普遍の真理と言えるかもしれない。
いやいや、人間様だけでなく文字通りのお魚様とて、適度に水草や岩場などのニッチ・隙間があって多少プランクトンや藻のにごりがあるくらいが住みやすいに違いない。そう考えると人類を超えて広く生物由来の真理とさえ言えるかもしれない。
kas./写真AC(編集部)
人間の「しょうもなさ」を「笑い」で救いに展開してくれる天才たち
そもそも人間の本性を考えれば、人知れない努力や世のため人のため家族のための苦労をいとわない美徳の一方で、ちょっとしたいたずら心や出来心もデフォルトでインストールされているようだ。いくら聖人君子を気取ってみたところで、日々ニュースになる裁判官や高級官僚、教員などが繰り広げるハレンチ行為や各種犯罪が、そんな人間の哀しい性を雄弁に思い知らしてもくれる。そんな人間の性分による悲喜劇を古今、文学や演劇が描き出すことで、解決にはならないまでも我々は多少の諫めや救いを求めてきたのではないか。
なんといっても、そんな完璧ではない人間の「しょうもなさ」を一番端的にすくい取り、「笑い」の救済に変えてきたのが他ならぬ落語であり

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