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免疫チェックポイント抗体治療で起こるがんの急性増悪

免疫チェックポイント抗体治療によって起こる急性増悪の話を2日連続で耳にしたので、少し情報を調べてみた。何らかの治療によって、がんが増大し、急激に全身状態が悪化するような例を「Hyperprogressive Disease」と呼んでいるようだが、「急性増悪」の定義が統一されていないので、どの程度の頻度で起こっているのかと言った数字を推測するには難しいところがある。
多くが2ケ月以内(あるいは治療開始後最初の画像検査時)に1.5倍以上に(2倍と定義していたものがあった)がんが大きくなり、全身状態が悪化するようなケースを「急性増悪」と呼んでいた。定義に幅があるので、その頻度も9-29%とかなり幅があったが、免疫チェックポイント抗体療法は抗がん剤療法よりも割合が多いというのが共通の認識のようである。
急性増悪症例では、がんを免疫攻撃から守る制御性T細胞(これも今ではいくつかに分類され、そのうちのあるタイプのもの)やマクロファージが増えていることが報告されているが、きっとがんは強かなので、マウスのモデルのように単純に説明はできないと思う。
昨年9月号のJAMA Oncology誌に発表された「Hyperprogressive Disease in Patients With Advanced Non–Small Cell Lung Cancer Treated With PD-1/PD-L

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