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京アニ火災で問われるべき防火規制と防火対策:抜本的見直しを — 牧 功三

経済ニュース
銃や爆発物の入手が難しい日本で、単独犯の放火によりこれだけ多くの死傷者が出たのは衝撃的である。犯人は10リッター程度のガソリンを建物1階の螺旋階段付近に撒いて着火させたとのことである。ガソリンは揮発性が高く常温では爆発的な燃焼をすることが知られている。
火の回りが非常に速く、さらに螺旋階段を通じて上の階に炎と煙が急速に広がったことがこのような悲劇につながったとされている。
NHKニュースより:編集部
私はNFPA(National Fire Protection Association米国防火協会)等の国際基準を使った防火に長年携わっているが、報道される情報から判断するかぎり、この建物にスプリンクラーが設置されていれば被害をかなり減らせたと考えている。
スプリンクラーは日本でも高層ビル等に設置されているが、火災による熱で天井付近に設置されたヘッドが開放し高圧の水を霧状に散水することによって火災を制御する仕組となっている。もしスプリンクラーがあれば着火後のかなり早い段階で作動し、延焼および煙の発生を抑え、死傷者数を大幅に減らせたはずである。
アメリカではスプリンクラーを使用した防火の歴史が非常に長く、普及率が高く、全国規模でその有効性や問題点の検証を行っている。NFPAの最新の報告書によると2010-2014年に発生した約48万件を分析したところ、スプリンクラーが設置されていない建物

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