都心中古ワンルームマーケットが再び人気化しています。その理由は金融機関が融資に積極的になっているからです。
写真はとある販売会社が作成したものですが、例えばクレディセゾンは、キャンペーン金利として最低年1.6%で貸し出しを始め、最長45年ローンを取り扱っているオリックス銀行、築年数の古い物件にも長期の貸し出しを行うSBJ銀行など、借入の選択肢も増えてきました。
「2000万円問題」によって日本人の間にお金に対する不安が高まり、今まで不動産投資に興味を持たなかった人たちがマーケットに大量に流入してきています。
需要が高まるとともに、価格が上昇し、賃貸利回りは下がってきています。それだけではなく、中古市場の流通数が減って、好立地の物件が手に入りにくくなりました。
このようなマーケット環境に懸念を示してる人もいます。高くなりすぎたから、静観して価格が調整するのを待った方が良いという意見です。
確かに、金融機関が融資に消極的になれば、価格は調整するでしょう。
しかし、そのような物件価格が下がったタイミングで、融資がつかなければ、自己資金の少ない人は購入することができません。下がっても買えなければ意味がないのです。
投資用不動産で大切なのは、目先の物件価格の動き(キャピタル)よりも、家賃収入(インカム)の安定性です。もし、価格が下がったとしても、家賃が安定して入ってくれば、キャッシュフローを
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