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ネットフリックスの成長鈍化にみる現代トレンド

経済ニュース
ネットフリックス、有料の動画配信ですが、私は日本では数年前からよく見ています。最近見ていて思ったことは今一つ、初めの頃の感動がない点でしょうか?いい作品に当たらないのであります。
Netflixのスクリーンイメージ(公式サイトより:編集部)
これはネットフリックスだけが悪いとは思えないのです。独自の作品はともかく、配給される映画やドラマそのものが使い捨てにあるように感じるのです。6月に日本にいた際にも4-5本の映画をネットフリックスで見たのですが、申し訳ないですが、ほとんど「我慢」してみていたような気がします。見ながら「なんでこんなにつまんないの?」と思わずつぶやいた邦画もあります。
そのネットフリックス、4-6月期の成績は売り上げこそ前年同期比26%増となりましたが、世界会員総数は3月末比で270万人増と500万人増の目標に全く届かず、本家アメリカでは12万人余りの減少に転じているのです。これも影響したのか、株価もこの10日だけでも19%程度下落する状態になっています。
もちろん競争が激しくなったこともあります。アマゾンなどのほかにディズニー/アップルやNBCユニバーサルといった競合もこの業界に参入予定であります。
ただ、一つ分からないのはそれだけ大企業がこぞって参入するのに本当にそんなに動画配信を見る人が多いのだろうか、という点であります。確かに統計上では動画配信を視聴する人は

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