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連載MMT④ MMT理論を通じて見えてくる今後のマクロ経済政策

経済ニュース
>>>連載①「MMTを基盤とする経済政策の問題点について」はこちら
>>>連載②「MMTとインフレの問題」はこちら
>>>連載③「 アベノミクスとMMTの違い」はこちら
MMTを具体的な政策から切り離し経済学理論の観点から考えると、そもそもマクロ経済政策とは?という基本的な問いにあたります。その説明からからはじめましょう。
そもそもマクロ経済学やマクロ経済政策って?
ケインズ(1883〜1946、Wikipedia:編集部)
そもそも経済学の初期には「ミクロ経済学」と今では呼ばれる個別の物品や市場における価格の決定などの分析が主流でした。いわゆる「需要と供給」の理論です。それに対して個別の経済活動の集合体の変数(例えば国民所得や失業率など)を国家レベルで考えるのが「マクロ経済学」です。1936年のケインズによる「一般理論」によって初めて体系化されたと言われています。
マクロ経済の問題や課題自体はマクロ経済学よりも先に存在しています。昔から失業問題はありましたし、財政赤字やインフレの問題はあったわけです。しかしマクロ経済学が誕生すると、それらの諸問題に対する対処方法が一変することになりました。
基本的な考えとして、政府にはマクロ経済政策に使える2つの武器があります。財政政策(政府支出を通じて経済を活性化させる)と金融政策(金利を調

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