参院選も折り返しを過ぎ、この週末の情勢調査で大体の構図が見えてくるだろう。ここまでの情勢報道や、筆者が独自に入手した報道機関、政党の調査を見ると、東京選挙区(定数6)は、4人の現職に立憲新人の塩村文夏氏(元都議)の当選は確実な情勢。残り1枠を、立憲のもう一人の新人、山岸一生氏(元朝日新聞記者)と維新の新人、音喜多駿氏(元都議)で激しく争う展開になっている。
山岸氏と音喜多氏(編集部撮影)
都ファ新人都議の突然の音喜多氏応援が波紋
そうした中で、この最後のひと枠を巡り、「選挙戦後」の政治日程もにらみながら、参院選に不参戦の小池都知事と都民ファーストの会、あるいは官邸と自民党都連との間で複雑な思惑が交錯しているようだ。
先日、音喜多氏が杉並区内に入った際、地元選出の都民ファーストの会所属、茜ケ久保嘉代子(あかねくぼ・かよこ)氏が応援に入ったことが政界関係者の間で波紋を広げた。言うまでもなく音喜多氏は小池氏と対立して都ファを離党。衆院選真っ只中の離党劇が希望の党(当時)の失速に追い討ちをかけた経緯から、音喜多氏と都ファ新人議員の「接近」は驚きを持って受け止められた。
茜ケ久保氏(HPより)
参院選について小池氏と都ファは不参戦の方針だ。関係者によると、特定の他党の候補者を応援する場合は、執行部に届ける手続きになっている。茜ケ久保氏がこの手続きをして、執行部が容認したのかは不明だが、確かに
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参院東京2019:選挙後を見据える維新、都ファ、自民の神経戦
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