フィンランドの通信機器大手・NOKIA(ノキア)は、いまから7年前、「死に体」となっていた。世界の携帯電話の過半シェアを握るグローバルトップ企業のまさかの転落――。そんな瀕死のノキアをV字回復に導いたのがリスト・シラスマ会長だ。このほどそんなシラスマ氏が上梓した『NOKIA 復活の軌跡』(原題『Transforming NOKIA』)には、ノキアが低迷するなか解決策を見いだせないでいる大企業のジレンマが生々しく記されている。出版を機に来日したシラスマ氏に立教大学ビジネススクール教授の田中道昭氏が直撃。ノキアはいかに大企業のジレンマを乗り切り、ライバルとして台頭してきたiPhoneの脅威から大復活を遂げることができたのか――。
Source: 現代ビジネス
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