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ハンセン病家族裁判、やむを得ない国の控訴断念

経済ニュース
ハンセン病患者の家族が差別を受けたことで国を相手取り損害賠償請求をしていた裁判で国側が控訴を見送り、原告の勝訴が確定しました。安倍首相の談話も重々しいものでしたが、新聞の見出しの「首相 異例の判断」というのがやけに印象的でした。
会見する安倍首相(首相官邸HPから:編集部)
私が過去読んだ本の「これぞ10冊」の一つに松本清張氏の「砂の器」があります。悲劇小説は洋の東西を問わず、星の数ほどあると思いますが、この小説の背景であるハンセン病差別は読んだ時、あまりにも衝撃的でありました。(それぐらい私には無知無縁だったということです。)何度か同小説がテレビドラマになった際にはハンセン病差別を取り上げられないため、違うシナリオになっていました。
らい病とも称されるこの伝染病はそばによるとうつるという風評と共に政府の隔離政策がそれを後押しする形となりました。「無人島に押し込み、隔離しろ」という暴力的な発想もあったと聞いています。特に戦前戦後の話ですから情報網はほとんどなく、どこからともなく聞こえてくる話に尾ひれがつき、村の中でささやきあう、そしてそれは本人だけではなく、その家族も同類であるという冷たい仕打ちが控えていたのです。
日本には江戸時代、士農工商とさらにその下の穢多非人という身分がありました。明治になりそれをすぐに撤廃したものの人々の内心でそれが簡単に消去できるものではなく、そういう言

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