北海道新聞にインタビューが掲載された。
就職氷河期世代に国が支援策 労働者の実態とズレ:北海道新聞 どうしん電子版
いらすとや:編集部
お陰様で、専門家として、ロスジェネの当事者としてこの問題についてマイクを向けられる機会が多く。参議院選期間には全国紙、地方紙にインタビューが載る他、ラジオでもコメントすることになっている。
今日から選挙が始まったわけだが…。
野党は、与党を上回るロスジェネ支援策を打ち出すべきだ。
この件、学校から職業への移行の機能不全の問題である。環境が変化した。「景気が悪くなった」という単純な話ではない。そもそも、日本の雇用に関する問題はロスジェネ問題以前は中高年の「出口」に関するものであり、若者は問題とされてこなかった。未経験で白無垢の若者を組織に迎え入れる新卒一括採用の負の側面が出たとも言える。そうであるがゆえに「自己責任」という言葉で片付けることはできない。
無子高齢化 出生数ゼロの恐怖
いかにも反自民な私だが…。就職氷河期世代支援については、行うこと自体は賛成だ。この件は前田正子さんの『無子高齢化』(岩波書店)でも主張している。ただ、問題は対策の仕方だ。
この件、「遅かった」という声があり、私もそう思うが…。「本格的な対策」としては遅かったが、今までもロスジェネ支援が行われてこなかったわけではない。ハローワーク
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