日銀は29日発表した2019年3月期決算で、将来金融緩和を終わらせる「出口」局面での財務悪化に備える「債券取引損失引当金」を8154億円積み立てた。これまで保有国債の利息などから得る収入の5割を同引当金として計上してきたが、9割強に引き上げ、前期の4451億円からほぼ倍増させた。 日銀は将来の金利引き上げ局面で、利払い負担の増大から赤字に転落する恐れが指摘されている。日銀は「収益環境が良好なことを
Source: グノシー経済
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「債券損失引当金」を倍増=金融緩和の出口に備え-日銀決算
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